GameSparkで日々紹介されるSteamインディーゲームたち。
その中で、このゲームあのゲームの内容が知りたい、そう思う方は少なくないのではないのでしょうか?そこで本記事ではそんなゲームの中から1本をピックアップ。実際の内容をスッキリスピーディにお届けしたいと思います。こってりなプレイレポ類が見たいなら爆速プレイレポ もお忘れなく。
今回取り上げるのは、「人生の決断に正解なし!結果がその都度変化する各種イベントによるリプレイ性」「ステータスを取るかレベルを取るか?プレイヤーの判断で変化するステータス群とレベルの関係性」などが魅力の、選択型シミュレーション『フラッシュバック 』。では早速その内容と魅力のポイントを見ていきましょう。
『フラッシュバック』とは
本作は2022年11月17日にリリースされた『サンセット・ルート 』のRenkaが手掛ける選択型シミュレーション です。
プレイヤーは故郷を遠く離れた異国の地で生活している運び屋として、混沌とした町を舞台に無数に起こる様々なイベントに対処していくこととなります。
本作において各種イベントにてプレイヤーが取れる選択は3種類だけ。さらに本作ではイベントの結果はその都度変化 するので、正解というものは存在しません。そして選択の結果は3種類あるステータスの増減、あるいは全てのステータスの減少と引き換えに各種判定に使用されるレベルの増加となっていますからプレイヤーの判断が問われることとなります。
ステータスは少なすぎても溢れても良くないイベント に見舞われますから、この辺りは微妙な調節が重要となってきます。かといってレベルも疎かにしていると後々困ったことになるのでご注意を。
混沌とした町で主人公が巻き込まれていく不思議な世界と崩れ行く日常。あなたはどれだけ「核心」に近づけるのでしょうか?
ステキポインツその1!「人生の決断に正解なし!結果がその都度変化する各種イベントによるリプレイ性」
本作では各種イベントの結果はその都度変化します。一度望ましい結果となったからといって次も同じような結果となるかはわからないわけです。
最初に表示されるゲーム説明。非常にシンプルで遊びやすいです。
イベントの結果は「名声」「健康」「金銭」の3種類のステータスの増減として示されます。これらのいずれかが0を下回るとプレイヤーはこの地での生活を諦め故郷へ帰ることに。いわゆるゲームオーバーとなります。
強盗出現!耳が尖っているのはヒトならざる「亜人」の暗示なのでしょうか?
しかし、逆に多すぎてもバッドイベントが発生 するのでご注意を。身の丈に合わない大金持ちの家には強盗が押し入り、不自然に健康な人の家には宗教と繋がりがある特別警察が捜査に訪れ「献血」を強いるといった具合に、イベント毎に対応するステータスが一気に減らされてしまいます。
正解の読めないイベントにどう対処するか、プレイヤーの判断が問われることとなります。
ステキポインツその2!「ステータスを取るかレベルを取るか?プレイヤーの判断で変化するステータス群とレベルの関係性」
本作には先述のステータスの他にもう一つレベルというものが存在しています。このレベルは各種イベントで「放棄する」を選択した場合に、各種ステータスの減少と引き換えに増加し一部イベントの成否判定 に使用されます。
レベルが成否判定に使用されるパターンです。判定成功で良い結果となりました。
こちらはレベルが結果の数値に影響するパターンです。ピンチのときには嬉しいイベントですね。
ナイフを持った暴漢の撃退や体に爆弾を括り付けたテロ犯人の捕獲といった危機的状況のほかにも、金の卵を産むガチョウの捕獲といった様々なイベントの判定に使用されますから、早いうちから少しずつ成長させておきたい ステータスといえます。
面倒なイベントをスキップしたりレベルを稼ぎたい時には手軽に「放棄する」を選択したいところですが、かといってギリギリで粘るとイベントの結果次第でステータスが下振れしかねないというこのジレンマ 。これこそこのゲームの面白さの核と言える重要な要素となっています。
ゲーム自体は各種イベントを3択で進めていく本作。非常に操作もシンプルですし、ある意味深刻に考えても結果がどうなるか確証がない分サクサクと進めて行くしかないのが本作の面白いところです。
各種ステータスを見計らいながらレベルを調節しつつも思いがけない結果に一喜一憂する。同じ選択が同じ結果を生むとは限らないという、現実的ともいうべきランダム要素がリプレイ性へとつながっています。
謎の女の子。本作の絵はどこか儚げさを感じて個人的には好みのタッチです。
何とも言えない顔したがちょう。微妙なカメラ目線がこれまたいい味出しています。
グラフィックも綺麗とまでは言えないにしても、少し淡いタッチで描かれる女性陣や耳の生えた亜人たち、また宗教がかった特別警察やガチョウなどの描写には独特の味があるように思います。
難易度は正直高めと言いたいところですが、如何せんランダム要素が強いのでなんとも言えません。ですが、何度も繰り返してプレイしていく中で少しずつ「核心」には近づけるものと思います。
複数あるエンディング、すべて見るまで挑戦あるのみですね。
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『サンセット・ルート』開発元新作『フラッシュバック』結果が都度変化する各種イベントが特徴の選択型シミュレーション【プレイレポ】 - Game*Spark
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