レッドブルのフェルスタッペンはインテルラゴスで今季11回目のポールポジションを獲得した。しかし、Q1、Q2とトップタイムを記録することはなく、トップドライバーたちのラップタイムは常に接近していた。Q2ではトップ10がコンマ4秒以内の差で並んだ。
Q3が始まると天候は一変し、巨大な嵐が到来。フェルスタッペンはこの試練に最もよく対応し、シャルル・ルクレールにコンマ3秒近い差をつけてポールポジションを獲得した。しかしフェルスタッペンは、その変更がなければポールポジション争いは熾烈になっていただろうと語った。
「ギャップは非常に非常に近かった」とフェルスタッペンは語った。「僕たちはかなり競争力があったと思うけど、もし天候の変化がない通常のセッションだったら、Q3で誰がトップになるかは誰にもわからなかったと思う」
「だから、日曜日はロングランペースがどうなるのかが気になるところだね」
タイムが接近しているため、ドライバーたちはタイムを更新するためにマシンに新しいタイヤを装着し続けなければならなかった。
「僕はソフトタイヤで1周も走っていなかった」とフェルスタッペンは語る。
「だからQ1では当然、ラップタイムにもう少しマージンがあったし、非常にタイトだったので、良いラップを走らなかったら敗退だった。だから多くの人が(タイヤを)2セットとか、中には3セットを入れた人もいたんだと思う。それが予選で続いていた」
「雨の脅威は常にあった。でも、Q1とQ2では、雨が降らないことは明らかだったと思う。でも、みんなのペースのせいで、基本的にはニュータイヤを履かざるを得なかった」
フェルスタッペンもマシンのバランスにはまったく満足しておらず、Q1のスタート時にはバンプで「カンガルーのようにジャンプする」と報告していた。
「バンプの上では少し難しかった」とフェルスタッペンは認めた。「実際にマシンを変更したわけではないので、なぜそうなったのかは分からない」
「バンプではあまり快適ではなかったので、それを理解する必要がある。でも、僕たちはそれを回避しようと努力した」
マックス・フェルスタッペン
「悪天候ではあったけど、ポールポジションを獲得できてよかったです。予選Q1とQ2では各車のギャップがあまりなかったため、タイヤのセットを複数使わなくてはなりらなかった。Q3が始まるときには空が真っ黒だった。コース上に出ると、第1セクターは大丈夫でしたが途中で雨が降り始め、中盤では風向きが変わって走りにくくなったけど、チームからはプッシュし続けるよう伝えられた。こんなにマシンのバランスに影響が出た経験は初めてだったけど、いい結果になったし、日曜日の決勝に向けていい準備ができたと思う。明日のスプリント・シュートアウトは僅差の戦いになると思うので、ベストを尽くす」カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / F1ブラジルGP
マックス・フェルスタッペン F1サンパウロGP予選1位「天候の変化がなかったら…」 (ブラジルGP) - F1-Gate.com
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