きょうは米雇用統計の話題が市場を席巻しているが、同時刻にカナダも雇用統計を発表し、こちらも予想よりも弱い内容となっていた。カナダドルは対ドルでは上昇しているものの、対欧州通貨では軟調な推移を見せている。原油相場が一時80ドル付近まで下落していることも、カナダドルを圧迫している可能性もありそうだ。
ただ、カナダ中銀は追加利上げの可能性は残しているものの、すでに利上げサイクルは終了したと見られており、金融政策に時間を与えたいとし、当面の高金利維持の姿勢を示唆している。カナダの消費者物価指数(CPI)はコア指数でも3%台にすでに鈍化しており、本日のカナダ雇用統計をもってしても見方に変化はないようだ。
*カナダ雇用統計(10月)21:30
雇用者数増減
結果 1.75万人
予想 2.10万人 前回 6.38万人
失業率
結果 5.7%
予想 5.6% 前回 5.5%
USD/CAD 1.3659 CAD/JPY 109.33
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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カナダも雇用統計を発表 見方に変化はない=NY為替 - 2023年11月04日04:08|為替ニュース|みんかぶ FX/為替 - みんかぶFX
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