奈良県・大谷哲生さん(68)からの質問
ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。science@asahi.com
ののちゃん 地球が自転する速さが変化しているって聞いたよ。本当なの?
藤原先生 本当よ。もちろん、日によって1時間ずれるといったことではありません。でも、年単位でみると、1千分の数秒ぐらいの幅で、複雑に変化しているの。これはほとんど地球の大気が関係しているそうよ。季節による風向きとか、大気の動きが変わると、その影響で地球が回る速さも変化するの。
のの へぇ! そうなんだ。
先生 地球ができてから今までといった長いスケールだと、自転の速さは遅くなっている。最近では100年で1千分の2秒ぐらいのペースで1日が長くなっているのよ。
のの どうして?
先生 月との関係が原因。月と地球の間には、互いに引き合う力が働いているの。月の力で、海水は月がある方向に引っ張られる。すると、地球と海は、ニワトリの卵を月の方向に横倒ししたような形になる。黄身が地球、まわりの白身が海水のイメージね。潮の満ち引きも同じ理由で起こるの。
のの ふむふむ。
先生 海水が月に引っ張られ…
地球の回る速さが変化しているの? 月や大気、ほかにも要因いろいろ:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
Read More
No comments:
Post a Comment