ニューヨーク=遠田寛生
国際的な世論形成の舞台として重要な国連総会で12日、ロシアによる一方的な「併合」を非難する決議が加盟国の7割を超える賛同を得て採択された。ウクライナでの戦争が長期化し、関心の低下も懸念されてきたなか、変化の背景には何があったのか。
午後4時過ぎ、「賛成143、反対5、棄権35」という投票結果が二つの大型画面に映し出された。ニューヨークの国連本部の議場からは「ウォー」という歓声にも似た声が上がった。
「143」の票数は、2014年のロシアによるクリミア併合を無効とする決議(賛成100)、今年3月のロシアに即時撤退を求める決議(賛成141)の両方を上回った。採決後、晴れやかな表情で議場を後にする関係者が目立った。
決議は、入念な調整のたまも…
練った文言、小国の勇気 いくつもの変化が呼んだ143カ国の賛成:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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