「御楼門」七変化 赤、黄、青…ライトアップで合戦表現 公開2周年を記念 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

ライトアップで浮かび上がる御楼門＝１１日午後８時１３分、鹿児島市城山町

　鹿児島市の鹿児島城（鶴丸城）跡に復元された御楼門で１１日夜、公開２周年を記念した特別ライトアップがあった。赤や黄、青、緑といった多くの色を短いサイクルで変化させたり点滅させたりして、合戦や季節の移ろいを表現。日中に降った雨が上がった夜空を、約５０分間幻想的に彩った。

　高さ約２０メートルの門と石垣に向け設置されたフルカラー発光ダイオード（ＬＥＤ）１６基を使用。周囲を歩く人の姿はまばらだったが、出陣や攻城戦をイメージした演出のほか、県のシンボルカラーとなっている２種類の青い光で周囲を照らした。毎日門の前を通るという鹿児島市在住の５０代医療事務女性は「いつもと違って新鮮。次はハスの花とのコラボも見たい」と語った。

　県文化振興課によると、来年以降も記念ライトアップを実施する。三反田みどり課長は「観光拠点として魅力を広く発信し、にぎわいの創出に取り組む」と話した。

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