Rechercher dans ce blog

Friday, March 18, 2022

ナックル?実は「スプリット」大分舞鶴・奥本の変化球 選抜高校野球 - 毎日新聞 - 毎日新聞

【大分舞鶴-浦和学院】大分舞鶴の先発・奥本=阪神甲子園球場で2022年3月19日、平川義之撮影 拡大
【大分舞鶴-浦和学院】大分舞鶴の先発・奥本=阪神甲子園球場で2022年3月19日、平川義之撮影

 第94回選抜高校野球大会は第1日の19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、21世紀枠で初出場の大分舞鶴は昨秋の関東大会4強の浦和学院(埼玉)に0―4で敗れた。大分舞鶴のエース・奥本翼のナックルボールのような握りで投じる変化球が、SNS(ネット交流サービス)で話題になった。

 「真っすぐで押せている」。強打の浦和学院相手に序盤はゼロを並べた大分舞鶴のエース・奥本。持ち味の緩急を使った投球で試合を作っただけに、四回の長打による3失点が痛かった。

 冬場のトレーニングで力強さを増した最速139キロの直球に、独特の握りで投じる縦の大きな変化球が効果的だった。人さし指と中指で爪を立てナックルボールのように握る球は、本人いわく「スプリット」。浦和学院の4番・鍋倉には二回の第1打席でスプリットも織り交ぜて3球三振に打ち取るなど、上々の滑り出しだった。

 しかし、四回無死一塁から鍋倉に初球の直球を狙われてフェンス直撃の中越え三塁打とされると、続く5番・高山に追い込んでから投じたスプリットを中越え2ランとされた。「三振狙いの球が浮いた」と悔やんだ。

 大分舞鶴は約7割が国公立大に現役合格する進学校で、文武両道を貫いて21世紀枠で初の甲子園出場をかなえた。“頭脳派”のチームらしく、試合に向けてベンチ外のメンバーを中心に相手チームを分析。奥本は「各打者の苦手なコースや狙い球の傾向などを分かって投げられたのは良かった」と感謝する。

 聖地での初勝利はかなわなかったが、「OBの方々などの力があっての甲子園。その感謝だけは忘れずにいたい」と奥本。大分舞鶴の新たな歴史を作る確かな一歩を示した。【伝田賢史】

全31試合をライブ中継

 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。

Adblock test (Why?)


ナックル?実は「スプリット」大分舞鶴・奥本の変化球 選抜高校野球 - 毎日新聞 - 毎日新聞
Read More

No comments:

Post a Comment

男性のインナー事情に変化…ワイシャツ姿を格上げする2万円超の“高級インナー”が売れるワケ | 高くても買いたい - 文春オンライン

 スーツを着る際、シャツの下にはどんなインナーを着るものだろう? 普通の白Tやタンクトップ、何も着ないなど選択肢はさまざま。  そんな男性のインナー事情に今、変化が起きている。ヨーロッパや日本の肌着ブランドが販売している高級インナーが人気を博しているのだ。人目につかないし、ユニ...