Rechercher dans ce blog

Sunday, December 17, 2023

日銀、マイナス金利解除へ地ならしか 情報発信に変化、固唾のむ市場:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

 日本銀行は週明け18、19日に今年最後の金融政策決定会合を開く。大規模な金融緩和からの「出口」について日銀幹部の発言が続いており、市場では日銀が「地ならし」を始めたとの受け止めも広がる。政策変更や新たな発信に踏み出すのかどうか、市場は固唾(かたず)をのむ。

 極めて強力な金融緩和から、「通常モード」の緩和へ――。日銀は、その道筋やタイミングを見定めようとしている。

 10年超に及ぶ「異次元緩和」は今、①市場で決まるべき長期金利を低く抑え込む②銀行が日銀に預けるお金の一部の金利をマイナスにする、の二つが大きな柱になっている。

 このうち①の長期金利の政策は昨年から修正を重ね、金利の上限を緩めてきた。目下の焦点は②のマイナス金利政策だ。

 市場では、日銀が近く、マイナス金利政策をやめ、金融政策の正常化に乗り出すとの見方が強まる。日銀の正副総裁による最近の発言が、根拠の一つだ。

副総裁「出口をいい結果に、十分可能」

 氷見野良三副総裁は6日の講演で、金融緩和が「出口」を迎えた際の家計や企業への影響にあえて言及。「出口を良い結果につなげることは十分可能だ」と語った。金融政策を正常化させ、「金利のある世界」へ移行する道筋が頭の中にあることをうかがわせた。

 翌7日には植田和男総裁が、今後の取り組みについて国会で所見を問われ、「年末から来年にかけて一段とチャレンジング(困難だが挑戦のしがいがある状況)になる」と答弁。複数の日銀関係者は「仕事一般について述べただけ」と説明するが、マイナス金利の早期解除への意気込みと受け止める向きもあり、急激な円高ドル安を招いた。

 市場が「チャレンジ」発言を誤って解釈した可能性はあるが、日銀内の空気は確かに変わってきている。

 日銀が重視する賃上げの動き…

Adblock test (Why?)


日銀、マイナス金利解除へ地ならしか 情報発信に変化、固唾のむ市場:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
Read More

No comments:

Post a Comment

男性のインナー事情に変化…ワイシャツ姿を格上げする2万円超の“高級インナー”が売れるワケ | 高くても買いたい - 文春オンライン

 スーツを着る際、シャツの下にはどんなインナーを着るものだろう? 普通の白Tやタンクトップ、何も着ないなど選択肢はさまざま。  そんな男性のインナー事情に今、変化が起きている。ヨーロッパや日本の肌着ブランドが販売している高級インナーが人気を博しているのだ。人目につかないし、ユニ...