ダウ平均 37404.35(+322.35 +0.87%)
S&P500 4746.75(+48.40 +1.03%)
ナスダック 14963.87(+185.93 +1.26%)
CME日経平均先物 33315(大証終比:+195 +0.59%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。本日は前日の急落からの買い戻しが活発化していた。前日は急速に売りが強まり、ダウ平均は475ドル安で終了していた。特段の売り材料はなかったが、このところの急ピッチな上昇で高値警戒感も出ていた。一部からは「プット・オプションに絡んだヘッジ売りが大量に出たことが売りのきっかけを与えた」との指摘も出ている。「買い手も疲弊し、短期的な整理局面が始まっている」といった声も出ていた。
ただ、基本的な流れに変化が出たわけではない。FOMC委員からはけん制発言が相次いでいるものの、市場は来年のFRBの利下げを計1.50%ポイント織り込んでおり、ソフトランディングへの期待も依然根強い。いずれにしろ調整の範囲と見ている投資家が多いようだ。そのような中で、前日の売りが続くことなく、直ぐに買い戻されている。
マイクロン・テクノロジー<MU>が上昇。前日引け後に決算を発表し、第2四半期の売上高見通しが予想を上回っていた。PCやスマートフォン市場の回復は遅れているものの、データセンター需要がそれを補った。アナリストからも前向きな見方が相次いでいる。
セールスフォース<CRM>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の290ドルから350ドルに引き上げた。前日終値よりも34%高い水準。
米中古車販売のカーマックス<KMX>が決算を受け上昇。取引開始前に9-11月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回った。好調な価格設定とコスト削減、卸売販売の伸びが寄与した。
サイバーセキュリティのカナダのブラックベリー<BB>が決算を受け大幅安。第4四半期の売上高見通しが予想を下回ったことが嫌気されている模様。
バイオ医薬品のイミュノバント<IMVT>が上昇。バセドウ病患者を対象とした「バトクリマブ」の24週間臨床試験(フェーズ2)で奏効率が50%を超えたと発表した。
モバイル衛星サービスのグローバルスター<GSAT>が上昇。同社取締役のリンチ氏が総額126万ドルの株式を購入した。
クルーズのカーニバル<CCL>が決算を受け上昇。通期のEBITDAは予想を上回る見通しを示した。ガイダンスは保守的との指摘も出ていた。
航空部品のトライアンフ<TGI>が大幅高。プロダクト・サポート事業をAAR<AIR>に7億2500万ドルで売却することで最終合意したと発表した。
マイクロン<MU> 85.48(+6.79 +8.63%)
セールスフォース<CRM> 267.25(+7.00 +2.69%)
カーマックス<KMX> 78.55(+3.87 +5.18%)
ブラックベリー<BB> 3.58(-0.52 -12.68%)
イミュノバント<IMVT> 39.10(+2.92 +8.07%)
グローバルスター<GSAT> 1.88(+0.17 +9.94%)
カーニバル<CCL> 19.19(+1.12 +6.20%)
トライアンフ<TGI> 16.31(+4.04 +32.93%)
アップル<AAPL> 194.68(-0.15 -0.08%)
マイクロソフト<MSFT> 373.54(+2.92 +0.79%)
アマゾン<AMZN> 153.84(+1.72 +1.13%)
アルファベットC<GOOG> 141.80(+2.14 +1.53%)
テスラ<TSLA> 254.50(+7.36 +2.98%)
メタ・プラットフォームズ<META> 354.09(+4.81 +1.38%)
AMD<AMD> 139.91(+4.44 +3.28%)
エヌビディア<NVDA> 489.90(+8.79 +1.83%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ平均は反発 基本的な流れに変化なし マイクロンが上昇=米国株概況 | 市況 - 株探ニュース
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