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Wednesday, July 5, 2023

佐々木朗希の変化球多め投球に吉井理人監督も苦笑いもうちょっと年を取ってからでもロッテ中日スポーツ ... - 中日新聞

西武戦に先発し力投するロッテ・佐々木朗

西武戦に先発し力投するロッテ・佐々木朗

◇5日 ロッテ2―1西武(ZOZOマリン)

 ロッテの佐々木朗希投手は5日、西武戦に先発登板し、今季最長の8回を投げて5安打無失点。11三振も奪い、6月11日の広島戦(ZOZOマリン)以来の勝ち星となる今季6勝目をマークした。

 この日の最速は162キロ。期待されていた自己最速の165キロの更新はならなかったが、3回にはスライダーをあえて多投するなど速球やフォークに頼らない新たな一面も披露した。

 吉井理人監督は「向こうの狙い球が真っすぐだというふうに朗希は思ったとのだと思う。本当はもっと真っすぐを投げてほしかったんですけど。ああいう投球はもうちょっと年を取ってからでいいと思います」と苦笑いした。

 変化球が多めになったようだが、立ち上がりに外崎、源田と初球のストレートを連続で安打にされたことから従来のようなストレート主体の配球からスライダー中心に大胆に切り替えたもよう。佐々木朗も「あんまり作戦的なことになるので言えないですけど」としながらも「初回良い攻撃をされたので、相手の反応を見ながら組み立てることができたかなと思う」と話した。

 この日の2回には4個目の三振を奪って両リーグ一番乗りで今季100奪三振に到達したほか、6回には規定投球回に再び達して登板前1・69だった防御率も1・50としてトップに返り咲いた。

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