◇22日 大相撲名古屋場所14日目(ドルフィンズアリーナ)
関脇豊昇龍(24)=立浪=は立ち合いで変化した若元春の動きを見逃さなかった。「しっかり集中しながらいってよかったと思います」。若元春の左足に手をかけて踏みとどまる。右からの小手投げで仕留めた。
千秋楽は伯桜鵬と3敗同士でぶつかる。勝てば初優勝もしくは優勝決定戦進出が決まる。
大関昇進に向けては佐渡ケ嶽審判部長(元関脇琴ノ若)が「難しい成績であるから、何とも言えない。明日になってみないと。終わってみてからになる。千秋楽の相撲を見てから」と話す大事な一番となる。
豊昇龍は「そういうのは気にしないで、しっかり集中して自分の相撲を取りたいです」と平常心を強調した。
若元春の立ち合いの変化に八角理事長(元横綱北勝海)は「大関候補がこうやっても上に上がれない。大関としてやっていけるかと見極めている。こういう大関を見てみたいと思いますか? 内容ですよ」。同じく立ち合いで変化した大栄翔にも「これで納得できると思いますか?」と切り捨てた。
3関脇のトリプル大関昇進が話題となった場所も、現時点で可能性があるのは豊昇龍だけ。「負けてもいいんで、しっかり集中して、自分の相撲を取って終わらせたいです」と豊昇龍は真っ向勝負を挑む。
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豊昇龍、立ち合い変化見逃さず若元春を下す「しっかり集中しながらいった」 千秋楽は - 中日新聞
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