都市部から郊外へ─。居住地に対する価値観の変化が「東京一極集中」の流れを変えつつある実態が、県内自治体の人口統計から浮かび上がった。横浜市では都心からの転入者数が転出者数を上回る傾向が鮮明になり、海老名市はこの先も流入が続くとみて人口のピーク値を上方修正した。新型コロナウイルス禍の影響や東京通勤圏の開発加速が、近郊部の人気を高めているようだ。
コロナ禍で選択肢広がる
横浜市がまとめた人口動態によると、東京都心への転出者数が転入者数を上回る「転出超過」は2019年まで17年連続で続いたが、コロナ禍初期の20年に逆転。22年までは3年連続で「転入超過」となり、様相が一変した。一方、都心部の逆方向に位置する県央や湘南地区は、22年も転出超過の状況が継続した。
人口変化 都市部から郊外へ 東京都心→横浜→県央・湘南 - カナロコ by 神奈川新聞
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