【質問】中学軟式の右ピッチャーです。どんな変化球を覚えたらいいですか。その投げ方も教えてください。 (神奈川県秦野市 C君=中1)
【答え】学童野球と違い、中学ではいろいろな変化球を投げるようになります。カーブ、スライダー、シュート、チェンジアップ、中にはフォークボールを投げる投手もいます。中学で最初に教わるのはカーブが多いようです。最初のうちはカーブだけでいいと思います。あまり早くからいろいろな変化球を覚えるのは感心しません。まずは速球に自信をつけて徐々に変化球を覚えるといいでしょう。
カーブは速球との緩急の差が大きいほど打者のタイミングを外せます。握りはさまざまですが、基本的にはボールの中心よりも少し右にずらして握ります。中指をボールの縫い目にかけ、人さし指を中指にくっつけます。親指は軽く支えるくらいでいいでしょう。速球と同じ腕の振りで投げますが、空手チョップのようなイメージで手首を大きくひねりながら顔の正面でボールをリリースします。大事なのは速球と同じフォームで投げることです。ある程度、要領がつかめたら握りを変えたり、手首のひねりやステップ幅を変えたり工夫や研究をしてください。少し離れたキャッチボールで握りやフォームをチェックすると感じがつかめますよ。(慶大野球部元監督)
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