米軍高官は12日、記者団に対し、ロシア軍がウクライナ東部ハリコフ州の制圧地域から大幅に撤退し、多数の兵士が国境を越えてロシア領内に引き返したとの分析を明らかにした。戦況が変化した要因として、ウクライナ軍が高機動ロケット砲システム「ハイマース」など米欧から供与された兵器を効果的に運用できていると指摘した。
米軍高官はロシア軍の「指揮系統の乱れ」を示す情報があると述べ、ウクライナ軍が南部でも反攻を進めていると評価。ロシアが占拠する欧州最大のザポロジエ原発については外部電源が一部復旧したものの、周辺地域で砲撃が続いていると分析した。今後もウクライナと緊密に連携し、軍事支援を続けるとも強調した。
国防総省高官はハイマースのほか攻撃用無人機やりゅう弾砲などが反転攻勢に寄与していると説明した。(共同)
米、露軍の大幅撤退確認 戦況変化、供与兵器が効果 - 産経ニュース
Read More
No comments:
Post a Comment