2022年07月27日21時34分
軍用にも民生にも利用可能な「デュアルユース」技術について、日本学術会議は27日までに、先端科学技術は多様性が高いため「単純に二分することは困難で、潜在的な転用可能性で峻別(しゅんべつ)し、扱いを一律に判断することは現実的ではない」とする見解をまとめた。
学術会議は2017年、軍事研究を行わないとの従来の立場を継承する声明を出し、研究成果が軍事転用されないよう「研究の入り口で慎重な判断が求められる」としていた。今回の見解は、これまでの姿勢を変化させたとも解釈できるが、学術会議は27日の記者会見で、軍事研究そのものを認めたものではなく、従来の立場に変更はないと強調した。
軍民技術「区別は困難」 転用めぐり、姿勢変化か―広範な観点主張・学術会議 - 時事通信ニュース
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