2022年06月20日 09時30分更新
今回のひとこと
「コロナ禍で、現場の課題やトレンドは大きく変化した。コンシューマでは、次もブラザーといってもらえる環境を築くためのサービスを提供し、B2Bでは製造、物流、小売、医療の4つの特定市場において、成長率ナンバーワンを目指す」
ブラザー販売が主催する年次イベント「Brother World Japan 2022」が、3年ぶりにリアル会場で開催された。
「はたらく現場をより良くすること」をテーマに、各界のオピニオンリーダーによる講演や、現場の生産性向上をサポートするブラザーならではの最新ソリューションを紹介。ブラザー販売の三島勉社長は、「コロナ禍においては、オンラインでのイベント開催などにトライしてきたが、この会場を訪れて、直接顔を見て、話をして、意見をうかがえる機会は改めていいと思った。オンラインは効率化が図れるが、リアルの場も大切にしたい」と切り出した。
三島社長が立った演台には、ブラザーのパーソナル空間向け小型空気清浄機「DF-2」が設置されていた。同製品は飛沫に特化した製品で、ブラザーグループが展開する通信カラオケ事業のJOYSOUNDにおいて、飛沫対策に取り組んできたことも背景にある。ブラザー製のプリンターにも採用されている同社独自設計の左右のファンによって、強力な吸引力を発生させ、空気中に漂う小さな飛沫を、前後、上面の3方向から吸引する。クラウドファンディングでは、わずか1時間で目標金額を達成した実績を持つ。
三島社長は、「言葉以外はすべて吸い取ってくれる」とジョークを言いながら、3年ぶりのリアル会場での講演がスタートした。
コロナ禍の変化はブラザーにプラスの変化をもたらしたのか? (1/5) - ASCII.jp
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