[東京 5日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は5日、為替市場の動向について「急速な変化は一番注意しなければならない」との認識を示した。同日午前の閣議後会見で語った。
鈴木財務相は「私の不用意な発言が為替相場に影響を与えてはいけないので申し上げない」と断ったうえで「為替の安定は重要」と述べた。急激な為替変動は望ましくないとの認識も重ねて示し、「政府としては最近の円安の進行も含め、為替市場の動向や日本経済への影響をしっかりと見守り、注視していきたいと考えている」と語った。
ウクライナ侵攻に伴う制裁で暴落したロシアのルーブルに対しても円が売られているとの指摘には「円が売られてルーブルを買っているということではない」とした。
そのうえで鈴木財務相は「円は円として、ルーブルはルーブルとして、いろいろな背景のなかで円安が進み、ルーブルも評価が変わってきている。それぞれの動きのなかで現在はそういうかたちになっている」と語った。
急速な変化は一番注意しなければいけない=為替で鈴木財務相 - ロイター (Reuters Japan)
Read More
No comments:
Post a Comment