2021年11月29日
【ドル/円】:短期トレンドに変化。一段の下落リスクに注意。
ドル/円は直近の日足が大陰線となり、この足が、9/22に付けた109.12を直近安値として下値を切り上げて来た流れから下抜けて、短期トレンドに変化が生じています。 112.80~113.00近辺にやや強い下値抵抗がありますが、これを割り込んで終えた場合は112.00~112.20近辺まで続落する可能性が高くなります。但し、1月に付けた102.59を基点とする中期トレンドは“ドル強気”の流れを維持しており、調整的な下げに留まるなら111~112円を大きく割り込まない可能性も高いと見ます。 日足が114.70超えで終えれば下値リスクがやや後退、115.50-60の抵抗を上抜けて終えた場合は“ドル強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。 短期トレンドが変化して間もないので下値リスクが高い状態です。一両日のドル買いは様子見か、112.00-10まで引きつけて。損切りは111.50で撤退です。ドル売りは114.20-30の戻り待ちとします。損切りは114.80で撤退です。 日足の上値抵抗は113.90-00,114.20-30,114.50-60に、下値抵抗は112.80-113.00,112.00~112.20,111.50-60にあります。
【ユーロ/円】:戻り売り方針継続。
ユーロ/円は前日足から下寄りした位置に陰線が出ています。下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形となったことや、128.00-10の日足、週足の抵抗を実体ベースで守って終えていますが、トレンドが弱く130円台に実体を戻して引けるまでは、下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見か127.90-00で軽く試し買い程度に。損切りは127.40で撤退です。売りは128.90-00で戻り売り。損切りは129.60で撤退です。上値抵抗は128.90-00,129.30-40に、下値抵抗は128.00-10,127.50-60にあります。全て下抜けた場合は、新たな下落リスクが生じて125~126円方向への一段の下落リスクが生じます。
【ユーロ/ドル】:上値余地を探る動き。戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは寄付き安値の陽線引けとなり、久々に実体のやや大きい陽線となりました。1.1200近辺の足元がしっかりした感がありますが、トレンドの変化が認められないので買いは様子見か1.1230-40の押し目待ちとします。損切りは1.1180で撤退です。売りは1.1350-60で戻り売り。損切りは1.1420で撤退です。これが付いた場合は一旦底打ちした可能性が高くなりますが、1.16台に実体を戻すまでは下値リスクを残します。上値抵抗は1.1330-40,1.1350-60,1.1380-90に、下値抵抗は1.1260-70に軽い抵抗が、1.1230-40,1.1200-10にやや強い抵抗が出来ています。
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【ドル/円】:短期トレンドに変化。一段の下落リスクに注意。 - 外為どっとコム
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