北海道でアキアジ(秋味)と呼ばれ、シーズンを迎えた秋サケの定置網漁が不振だ。近年漁獲量が減少、今年は最盛期の半分以下に。気候変動の影響による海水温上昇や回遊を終え北海道に戻る前に捕獲される可能性が原因と指摘される。秋サケから取れるイクラの価格も高騰。不漁が続くサンマに加え、秋の味覚に変化が起きている。
道が公表した10月中旬までの秋サケの漁獲速報によると、道全体では過去最低水準だった昨年の約109%となる約1541万匹と低調。オホーツク東部は昨年の約96%に当たる約285万匹にとどまる。太平洋沿岸では9月下旬以降、赤潮が原因とされるサケの大量死も起きた。
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サケ漁獲減、イクラも高騰 北海道、秋の味覚に変化 - 東京新聞
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