気象庁は1日(月)、10月の天候のまとめを発表した。月の前半は全国的に高温、後半は低温となり、気温の変化が大きかった。 降水量は、北日本日本海側でかなり多かった一方、西日本日本海側ではかなり少ないなど地域差が大きかった。
気温変化大
10月前半は全国的に高温、後半は低温となり、気温の変化が大きかった。月の前半は北日本では暖かい空気が流れ込みやすく、東日本以南では高気圧に覆われて晴れた日が多く、全国的に気温が高くなった。3日には大分県の日田で、最高気温35.7℃の猛暑日を観測し、西日本は上旬の旬平均気温が平年差+3.0℃と、10月上旬としては1946年の統計開始以来1位の高温となった。 一方、後半(17日)にはこの時期としては強い寒気が流れ込んで低温となり、気温の変化が大きい10月となった。
天候に大きな差
北日本は低気圧や前線の影響を受けやすく曇りや雨の日が多く、降水量は北日本の日本海側でかなり多くなった。東・西日本では高気圧に覆われやすく、晴れた日が多くなった。このため、降水量は西日本の日本海側でかなり少なく、東・西日本の太平洋側で少なかった。日照時間は、西日本太平洋側でかなり多く、東日本と西日本の日本海側で多かった。 <月降水量 少ない方から1位を更新した地点> 日田 8.0ミリ(平年比9%) <月間日照時間 多い方から1位を更新した地点> 熊本 246.3時間(平年比132%)
今後の天候
寒気の影響を受けにくいため、北日本の向こう1か月の気温は高い見込み。北日本の日本海側は、平年に比べて曇りや雨(雪)の日が少なくなりそうだ。
高温のち低温 気温変化大きかった 西日本は少雨 10月のまとめ(ウェザーマップ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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