柔道女子78キロ超級1回戦で30日、サウジアラビアのタハニ・カハタニ(21)がイスラエルのラズ・ヘルシュコ(23)と対戦した。アラブ諸国ではパレスチナ問題で対立するイスラエルの選手との試合を避けて棄権することが多いが、母国の女性の手本になろうと堂々とした試合を見せた。背負い落としで一本負けしたが、保守的なサウジ社会の変化を印象付けた。
カハタニはイスラム教徒の女性が頭に巻くスカーフ「ヒジャブ」を巻かずに組み合った。試合後は記者の質問には答えず、すがすがしい表情で会場を後にした。ヘルシュコは「試合と政治は無関係。良い試合だった」と振り返った。(共同)
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柔道、サウジ女性がイスラエル戦 社会変化を印象付ける - 東京新聞
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