紫外線の強い季節がやってきた。薄毛の男性にとって、地肌に直接照り付ける日射しがいつも以上に気になる季節だ。 紫外線といえば、あれだけ地肌にダメージの多そうなサーファーは、ロン毛の人は多くてもハゲている人の印象はほとんどない。同じような疑問を抱いたヘアスタイリストが、その理由を「塩」に見出した。 ⇒【写真】佐藤亮治さん1年の記録
サーファーにはなぜハゲが少ないのか?
薄毛に悩み、25年間にわたり様々な育毛法を試してきたヘアスタイリストで、現在「塩シャンドットコム」代表の渡辺新さん(47歳)は、ある日原因不明の体調不良から友人に「塩浴」を勧められたところ、その意外な副作用に気づいたという。 「天然の塩を身体に塗り込んで塩浴していたところ、湯冷めしなくなり体調がみるみるよくなりました。その代わりに、全身の体毛が少しずつ濃くなってきたんです。塩のミネラルの持つパワーは、海水や海泥がタラソテラピーに用いられるように、もしかしたら身体にいいものなのではないか。 そういえば自分の顧客でもサーファーの人には薄毛がほとんどいないことに思い至りました。そこで、頭皮にも塩を塗り込んだら髪の毛が元気になるかもしれないと考えて、シャンプーをやめて、塩で髪を洗い始めたんです」
大量の皮脂が…。約4か月で髪が増え始めた
始めた当初はかなりショックを受けたという。 「頭皮からヌルヌルした皮脂がどんどん出てきたんです。身体を塩で洗い始めたときもそうだったんですが、量が違うので戸惑いました。でもシャンプーを使うのをぐっと我慢して、二度三度とお湯で流し洗うことで、ようやくヌルヌルが取れて、上がった後はとても爽快な気分になりました。“塩シャン”を続けるうちに皮脂の量は徐々に減ってきて、だんだんと気にならなくなってきました。 そして1か月くらい経った頃、驚くべき変化が頭皮に起きていたんです。まず明らかに髪の毛にコシが出てきて、根元の立ち方が強くなりました。手で触ると、その違いがはっきりわかるほどです」 喜んだのもつかの間、今度はフケの量に悩まされたという。 「でもこれは洗髪前にブラッシングを入念にすることで解消されました。かゆみも少しありましたが、ここが正念場とこらえて塩シャンを続けていたらフケも自然に収まりました。そして4か月ほど経った頃、人から指摘されるほど、明らかに髪の毛が増え始めたのです」 渡辺さんが、自身の頭髪の変化を記録した写真を見ると、たしかに別人のように毛が増えているのだ。 これをきっかけに、渡辺さんは塩シャンについて研究を始め、体験者たちの実例や具体的なノウハウを、「塩シャンドットコム」や著書『なぜサーファーにハゲはいないのか 塩シャンプーで髪が増えた!』で発信している。
薄毛の私が「塩」で洗髪したら驚きの変化が。だからサーファーはハゲないのか(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース
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