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Friday, April 30, 2021

緊急事態慣れ?軽井沢に変化 満室に近い宿泊施設も [新型コロナウイルス] - 朝日新聞デジタル

 コロナ下で2回目の大型連休が始まった。全国が対象だった昨年と違い、今年は東京など4都府県に緊急事態宣言が出されている。例年、県外からの観光客でごった返す長野県軽井沢町は、昨年と同じく閑散とした光景だが、変化も見られた。

 連休初日の29日、多くの飲食店や土産店が並ぶ目抜き通りの旧軽井沢銀座は、人もまばらで閑散としていた。近くの町営駐車場は、通常ならこの時期は1日1千台程度の需要があるというが、この日は昼をすぎても80台余り。係員の男性は「あいにくの雨もあるのだろうが、それでも少なすぎる」。

 通りでかばんなどを扱う店の男性(66)は「売り上げは、いつもの大型連休の10分の1以下。連休を前にした(緊急事態)宣言のタイミングは致命的だった」と嘆く。

 昨年の大型連休は、通りのほとんどの店が自主的に休業した。その後、政府の観光支援策「Go To トラベル」が始まり、さらに昨年10月以降に東京都が割引対象に追加されると、街はいったんにぎわいを取り戻す。ところが、感染が再拡大し、2回目の緊急事態宣言につながった年末年始ごろからは、もとの閑散とした状態に逆戻りした。

 「『新型コロナワクチンが行き渡るまで店がもたない』と、商売仲間みんなで話している」。かばん店の男性は明かした。

 この日は町内に大きな渋滞も見られなかった。北陸新幹線が通る軽井沢駅前にあり、アウトレットモールなどが入る大型商業施設「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」もセールの旗がなびいていたが、駐車場は空きが目立った。

 一方、町内のホテル関係者からは「年末年始のような落ち込みにはならなそう」との声も聞かれる。軽井沢観光協会によると、「満室に近い宿泊施設も多い」という。

 旧軽井沢ホテル音羽ノ森では4月以降、首都圏を中心に予約のキャンセルが出たものの、県内や東京以外の近隣からのキャンセル待ちの客も多く、最終的には7~8割の稼働率を確保できそうだという。

 ホテル総支配人で軽井沢旅館組合の鈴木健夫組合長は「緊急事態宣言も3度目で、『慣れ』も出ているのだろう」としつつ、「軽井沢ではこれから結婚式の需要が増えてくる。もし緊急事態宣言が延長されると、影響が大きいので心配だ」と話した。(滝沢隆史)

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