[ブダペスト 18日 ロイター] - ハンガリーのオルバン首相は18日、自ら率いる与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」の大会で、同国は欧州委員会が設計した現状の欧州モデルを否定しなければならず、欧州連合(EU)には変化が必要だと述べた。
首相は、ウクライナのEU加盟交渉に反対する政府の姿勢を改めて表明。「ウクライナはEUからはるかに遠い位置にあり、欧州委が加盟交渉開始を約束したとの誤解を正すのもわれわれの責務だ」と指摘。ハンガリーに移民を送り込もうとするEUの試みを阻止していくとも述べた。
ウクライナは2022年2月のロシアによる侵攻から数日後にEU加盟を申請し、これを最優先課題に据えている。来月のEU首脳会議では、加盟交渉を開始するかどうかが議題となっている。
ただEU高官は17日、ハンガリーの抵抗がEUの一致した足並みを乱す恐れがあるなどの理由から、加盟交渉のためウクライナを首脳会議に招請する決定が「リスクにさらされている」との見方を示した。
※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
ハンガリー首相、EUに変化必要と訴え ウクライナ加盟交渉に反対 - ロイター (Reuters Japan)
Read More
No comments:
Post a Comment