<調査結果(要旨)>
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1位は変化や変革を表す「変」。2位は「耐」、3位は「忍」で、“忍耐の年”
※アンケート期間は2023年11月10日~14日、有効回答企業数は955社(インターネット調査)
※調査機関:株式会社帝国データバンク
1位は変化や変革を表す「変」。2位は「耐」、3位は「忍」で、“忍耐の年”
今年(2023年)1年間の事業活動を表す漢字について、企業へ尋ねたところ、1位は「変」となった。選んだ理由として企業からは「生活や働き方改革、人手不足、物価上昇など、世の中が急激に変化している」(建設)、「変革の変。DXなどにより時代の変化のスピードが速い」(不動産)との声があり、変化や変革の年と捉えた。
続いて2位に「耐」、3位には「忍」が続いた。企業からは「原材料価格などの高騰が継続することに対して耐え忍ぶ年だった」(機械製造)、「コロナは収束したものの、円安や国際情勢、人手不足など先行きが見えないのが率直な思い。なんとか耐え忍んだ1年だった」(専門サービス)と、困難な状況への対応についての声が聞かれた。
4位は「高」。「物価、原材料、燃料費、人件費など全てにおいて高騰しており“高”を選んだ」(飲食料品・飼料製造)。5位は戦乱や混乱、乱れを表す「乱」。「国際社会、政治、経済、社会などさまざまな面で秩序や規範が乱れた」(鉄鋼・非鉄・鉱業)という声が聞かれた。
2023年は、物価や人件費などの高騰、戦乱や秩序の乱れといった変化に耐え忍び、変革に動いた企業が多かったようだが、“変化・変革の1年”の先に来る2024年が、安定した平和で明るい1年であるよう願う。
企業からのコメント
1位:変
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異常気象や物価高騰、ロシア・ウクライナ、中東情勢、政治など正常な状態でないことが多すぎて「変(へん)」 であった。またそれらに対応していかなければならず、変化が必要だった(その他の卸売)
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環境や人材など色々な事が激変するなかで、会社の方向性も含め変化を求められた1年であった(情報サービス)
2位:耐
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コロナ禍明け初年度で多少の期待はあったが、大企業は好業績のところがある一方で、中小零細企業に恩恵はなく 耐え忍ぶ1年であった(機械・器具卸売)
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経済が不安定ななか、耐えて進んで行くしかなかった(電気機械製造)
3位:忍
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今年1年は思うように売り上げが伸びず、一方で経費はかかり、どのようにして利益をあげるかを試行錯誤した。と にかく今年は忍耐強く取り組むしかなかった(紙類・文具・書籍卸売)
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不確定要素が多い昨今、まずは外からの刺激に耐えていく忍耐力が必要であった(その他の卸売)
4位:高
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今年の漢字一文字は「高騰」の「高」。物価高騰が顕著であった(鉄鋼・非鉄・鉱業)
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戦争によりさまざまな物が値上がりをして、中小企業は高くなった分を価格になかなか転嫁を出来ない状況が続い た(建材・家具、窯業・土石製品卸売)
5位:乱
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戦乱だけでなく、政治の乱れや常識の乱れが際立った年であった(機械製造)
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世の中が乱れている(専門サービス)
2023年の漢字「変」がトップ、「耐」「忍」が続く “変化・変革”へ動き、物価高騰などに耐え忍んだ1年に - PR TIMES
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