ジャニーズ事務所が7日、都内で会見を行い、藤島ジュリー景子社長(57)が退任し、少年隊の東山紀之(56)が新社長に就任することを発表した。ジャニー喜多川前社長の性加害問題を調査していた外部専門家による「再発防止特別チーム」が、ジュリー氏の退任を提言していた。井ノ原快彦(47)もダークなスーツ姿で出席した。現在、ジャニーズJr.の育成などを手掛ける「ジャニーズアイランド」の社長。
ジャニー氏の性加害が分かった後での思いの変化を聞かれると「僕は小学生の時のジャニーズに入り、たくさんの仲間に出会い、マナーや礼儀作法を教えてもらったことに感謝していた。(性加害が分かり)表の顔と裏の顔があったことが怖かった。今、2年間に何回とか…と訴えている方がどんどん出てきている。ショックです」とし「何てことをしてくれたんだ。いい加減にしてほしい」と現在の心境を強い言葉であらわにした。そして「(ジャニーズアイランドの社長として)小さい子供たちを見ていると、3カ月でも踊りがうまくなったり、間違ってもみんなでかばい合っている姿を見ると、裏切れない。社長に急になり、(以前は)ジャニーさんならどうするかと思ったことがあったけれど、ジャニーさんならどうするかと考えることが一番危険。自分が信じてきたこと、信頼できる人を何人も置いてやっていくぐらい子供を見るというのは責任のあること。子供たちに同じ思いをさせたくない」と語った。
また、記者からファンへの思いについて聞かれると「僕はタレントと社長としての立場なので複雑です。社長としてはファンの皆さんが、どんな気持ちでライブにきてくださっているのか、どんなに前からチケットを取り、移動して、おしゃれをして見に来てくださっているのか、そういったことを考えて、ステージに立ちましょうと言っている。僕は所属して35年たちますが、ファンの皆さんとともに(タレントは)歩んで行くんだと思います。これ以上がっかりさせることのないよう、権力、風通しの話がありましたが、たくさんの大人たちの目で見ていきたい」と答えた。
過去に自身が性加害問題について知っていたかについては「噂は知っていた。そういった空気はあった。ただ、当時は踊りがうまくなりたい、デビューしたいという気持ちだった。言い訳になるかもしれないけれど、小学生、中学生だった自分が、そういう噂を聞いたぞと言わなかったことを後悔していますが、得体の知れない、触れてはいけない空気がありました」と振り返った。
昨年10月に事務所を退社した滝沢秀明氏の後任として、「ジャニーズアイランド」の社長に就いている。
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ジャニーズ会見 井ノ原 変化したジャニー氏への思い「表の顔と裏の顔があったとは」「何てことを」 - スポニチアネックス Sponichi Annex
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