2023年08月16日 18:47
16日朝、長崎港に中国の観光客を乗せたクルーズ船が入りました。
8月10日に中国からの団体旅行も解禁され、観光都市・長崎でも期待が膨らんでいます。
長崎に寄港したのは、上海発のクルーズ船「ブルー・ドリーム・スター」です。
中国からの団体旅行の解禁を受け、16日やってきた乗客もほとんどが団体旅行です。
クルーズ船の乗客は 「(長崎の)温泉と風景が楽しみ。中国人は日本政府が歓迎してくれてうれしいです」
乗客は、雲仙や島原、それに長崎市内の観光地をめぐりました。
KTN記者 「長崎市の観光地、大浦天主堂です。時刻は午前9時半ごろクルーズ船の客でにぎわいをみせている」
フルーツガーデン・アズタイム 碇洋介 さん 「中国の方が一番消費がある。(受け入れが)解禁になったので楽しみにしている」
観光関係者から期待の声が出る中、消費志向の変化を指摘する声もあります。
長崎大学 経済学部 山口純哉 准教授 「『爆買い』というキーワードもあったが、今の中国ではヨーロッパやアメリカと同じように地域の何かを体験するなど、長崎の人が食べているご飯屋さんレストランで食事がしたい。その地域のものを味わいたいという感覚になっている」
さらに、観光客の密集で起きる混雑などの「観光公害」にも目を向ける必要があると話します。
長崎大学 経済学部 山口純哉 准教授 「(過去には)電停に長い列ができて『観光公害』が発生した。しっかり楽しんでもらってお金を落としてもらえる受け入れ体制が必要」
「爆買い」から変化も…中国の団体旅行の解禁に長崎では期待の声 - KTNテレビ長崎
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