2023年4月11日
【ドル/円】：短期トレンドが変化。押し目買い。
ドル/円は直近の日足が高値圏で引ける陽線引けとなり、この足が短期トレンドに変化を生じさせています。一方で、週足の上値抵抗が135.00-10に控えており、これを上抜けて越週するまでは下値リスクにも注意が必要です。 短期トレンドは“ドルやや強気”の流れにありますが、131.50割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に戻します。さらに131円割れで終えるか130.20以下で越週した場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して、下落余地が拡がり易くなります。逆に135円台に乗せて越週した場合は137～138円が視野に入って来ます。 短期トレンドが変化して日が浅いので目先は押し目買い方針に転換です。 昨日の値動きの中では132.00から133.80まで既に180ポイントの上昇を見ており、ドル円の一相場180～220円の範囲内に到達し始めています。このまま続伸しても134円台の上値抵抗にぶつかる可能性も高いと見られ、買いは132.40-50の押し目待ちとします。損切りは“ニュートラル”な状態に戻す131.40で撤退です。売りは様子見か、134.60-70の吹き値があれば売り向かい。損切りは135.10で撤退です。 日足の上値抵抗は134.20-30，134.60-70，135.00-10に、下値抵抗は132.90-00，132.30-40，131.40-50にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い。
ユーロ/円は続伸し実体を145円台に戻しており、日足、週足ともに形状が安定して来ました。145.50超えで終えれば“強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。逆に144.50以下で終えた場合は“ダマシ”の可能性を残します。買いは1日様子見か144.20-30まで引きつけて。損切りは143.50で一旦撤退です。売りは様子見か145.60に損切りを置くなら145.10～145.30ゾーンで軽く試し売り程度に。上値抵抗は145.10-20，145.40-50に、下値抵抗は144.60-70，144.00-10，143.60-70にあります。143円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる可能性。
ユーロ/ドルは小幅続落。下げエネルギーの強いものではなくトレンドの変化も認められませんが、日足の形状がやや弱いので、買いは1.0800-10までひき付けて。損切りは1.0740で撤退です。売りは様子見か、1.0940に損切りを置くなら1.0890-00で軽く戻り売り。上値抵抗は1.0890-00，1.0930-40，1.0960-70に、下値抵抗は1.0800-10，1.0760-70にあります。1.1050超えで終えれば一段の上昇へ。逆に1.0750を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化します。
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