現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が16日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル #オレ流トレンド」を更新。第5回WBCの1次ラウンドB組で4連勝で首位通過を果たした侍ジャパンで、ラーズ・ヌートバー外野手(25=カージナルス)が持ち込んだ「ペッパーミルパフォーマンス」について語る場面があった。
ヌートバーは1次ラウンド全4試合に「1番・中堅」で先発出場。14打数6安打の打率.429で、加えて5四死球で出塁率は.579で7得点とリードオフマンとして十分な働きをしている。そしてヌートバーが両こぶしを上下にしてこしょうを引くように手を回す「ペッパーミル」は侍ジャパンにも一気に浸透した。「一番ハッスルしている選手じゃないのかな。野球を楽しんでいるというかね。どうやって受け入れてくれるかという不安もあったのだろうけども、それを自分からチームに溶け込んでいったのは大きい」とその姿勢を評価する。
ペッパーミルパフォーマンスについては「あそこまで盛り上がっているというのはいいことだと思うよ。俺らの時代にはなかったことだからね。それだけ野球のやり方がかわってきたということなんだろうと思うけど。我々の時代はそれをやったら、絶対次の打席ぶつけられる、そういう時代なんでね。それからすれば、野球界も変わったな、世の中が変わったということなんだろうと思うよ」と語った。
10日の韓国戦は、同大会日本戦中継史上最高の平均視聴率44・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。他の3試合も全て41%を超えWBCの歴代5位までにランクインと大きな注目を集めている。「これがスポーツの良さなんだと思うよ。その代わり、熱しやすくて冷めやすいという特徴はあるけどね。これが日本のペナントレースにどうやって波及していくかっていうのは、ちょっと楽しみではあるけどね。2020年から声出しが駄目だ、マスクだっていうのが解放されたっていうのも、それとワールド・ベースボール・クラシックがアメリカが本気になったからということもあるんじゃないのかなと思う」と見解を述べていた。
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落合博満氏がWBCで感じた野球界の変化 「我々の時代はやったら、絶対ぶつけられる」 - スポニチアネックス Sponichi Annex
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