◆国際親善試合 日本代表1―1ウルグアイ代表(24日・国立競技場)
第2次森保ジャパンがドロー発進した。日本史上初めてW杯後も続投した森保一監督(54)の初戦となった日本代表(FIFAランキング20位)はウルグアイ代表(同16位)に1―1で引き分けた。ボール保持率アップを掲げてトライした新ビルドアップ戦術は不完全燃焼。「世界一」を目指す26年の北中米W杯に向け、課題と収穫のあるスタートを切った。
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ビルドアップの面で、自分たちから変化していこうとトライしたことは収穫だと感じている。サイドバックが内側に入り、センターバックから直接サイドハーフにボールが入る形はフィニッシュまでたどり着けず、相手の守備も崩せなかった。ただ、後半に伊東らが入り攻撃の形が変わったときにウルグアイの守備が対応できていなかったのは前半があったから。これまで以上にバリエーションは広がっていくはずだ。
瀬古や菅原の新戦力が新しいビルドアップにかかわるのは大変だっただろうが、表現はできていたと思う。瀬古は対人の強さを発揮していたし、西村のゴールにつながった菅原から伊東へのパスは見事だった。三笘は相手から一番警戒されている中でチャンスメイクできていたのはさすが。足元でボールを受けるシーンが多いが、DFが距離を詰めにきたら背後のスペースを狙っている。相手がプレーを絞りづらくなる、その具体案を持っていると感じた。(スポーツ報知評論家・北澤豪)
北澤豪氏、ビルドアップの変化トライ収穫 新戦力の瀬古歩夢や菅原由勢が個性表現 - スポーツ報知
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