けがのため戦列を離れていたジュビロ磐田のMF山田大記選手(33)=浜松市出身、写真=が二十四日の練習から部分合流した。同選手はJ1で残留するためには「自分たちから変化を起こしていくしかない」と仲間に奮起を促した。
昨季はJ2で11得点をマーク、磐田のJ1昇格に大きく貢献した。しかし、今季はけがに泣かされた。四月の左大腿(だいたい)二頭筋肉離れに続き、五月には右第五中足骨骨折で長期離脱。手術を回避して、やっと部分合流までこぎつけた。
今季の出場はわずか二試合で無得点。「選手としてプレーできない、歯がゆさ、苦しさがあった」という。日本人エースの不在は、決定力不足を招き、チームは最下位に甘んじている。
同選手は「僕はピッチで頑張る選手たちに手助けはできない。ただ、外から見ていると、負け癖がついてしまった。ボールがない所での動きや切り替えなど、課題を明確にして、改善してもらいたい」と助言を送った。 (川住貴)
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