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Sunday, July 17, 2022

硬直した試合の打開策 変化球にヤマ張った日高の本塁打 高嶋仁の目 - 朝日新聞デジタル

智弁和歌山・前監督

(17日、高校野球和歌山大会 日高5-0熊野)

 日高と熊野の試合はともにしっかりと鍛えられていて、見応えがありました。

 両チームとも速球は130キロ後半ながら変化球の制球が良いエースを堅い守りが支え、前半は互角の展開でした。こういった硬直した試合は、先にヒットエンドランなどで選手を動かしたり、変化球にヤマを張って大きな当たりを狙ったりしなければ、得点は入らないと思ってみていました。

 六回の日高の攻撃はその通りになりました。一塁に走者を置いて谷口恵汰君(3年)が引っ張って右前安打。そして伊藤滉真君(3年)が、スリーランホームラン。おそらく変化球を狙い打ったのでしょう。読みとスイングの速さ。打った瞬間に本塁打とわかる、さすが四番打者という当たりでした。

 熊野のバッテリーは低めの直球で勝負したほうがよかったかもしれません。これまで変化球で抑えていたので、どうしても打ち取りたいという気持ちが出過ぎてしまったのでしょう。

 熊野は四回の一死二、三塁の好機を生かせなかったのが惜しまれます。スクイズで1点でも取っていれば展開は変わっていたでしょう。

 選手の心理は少しのことでも変わります。先に得点すれば、プレーものびのびとできます。七回以降、日高にファインプレーが連続したのに対し、熊野に守備の乱れがでてしまいました。

 監督は選手の心理も考えながら采配する必要があります。選手に対する言葉の使い方も大事ですね。(智弁和歌山・前監督)

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