Rechercher dans ce blog

Thursday, July 14, 2022

地域、安保、安倍氏への思い…参院選、変化した首相演説 - 産経ニュース

沖縄県宜野湾市で街頭演説する岸田首相=1日午後

岸田文雄首相(自民党総裁)は参院選の自民候補らの応援で、全国27の選挙区で遊説した。18日間にわたる選挙戦の序盤、中盤、終盤ではそれぞれ、世論や政治情勢を踏まえて演説の内容が変化した。

「(東日本大震災の発生)当時、野党だった自民党に、厳しい叱責や激励をくれた多くの思いを思い返させてくれる場所。それが福島だ」

首相は6月22日の福島市での第一声で、地域への思いに最も多くの時間を割いた。物価高騰対策の訴えにも注力した。

首相は6月26~30日、先進7カ国首脳会議(G7サミット)や北大西洋条約機構(NATO)首脳会議などに出席するため、選挙期間中には異例となる長期外遊に出た。帰国後の選挙戦中盤は外交・安全保障への言及が増えた。

「ロシアの侵略によって世界規模の物価高騰が起きている。世界の国々が協力、連携しなければいけないということも確認してきた」

7月1日、沖縄県宜野湾市の街頭演説では外交成果をこう強調した。

選挙期間中に新型コロナウイルス感染が再拡大したことに伴い、序盤は争点になっていなかった感染症対策への言及も増えた。宜野湾市の演説では「医療提供体制、病床の確保、ワクチン、治療薬、検査の体制を最大限に維持しながら、一歩一歩、経済社会活動を取り戻していく」と語った。

選挙戦の終盤に入ると、野党と接戦の選挙区を中心に支持拡大を図った。野党批判を控えることが首相の特徴でもあったが、9日に新潟市で行った最後の訴えでは野党との対決姿勢を強調する場面があった。

「実現不可能な政策を並べて、国民の歓心を買うのでは日本の明日を示せない」

前日の8日、首相にとって平成5年の衆院初当選同期だった安倍晋三元首相が街頭演説中に銃撃され、亡くなった。

「長い時間を共有した大切な友人だった。本当に悔しくてならない。しかし、一番悔しいのは本人ではないか」

首相は最後の訴えで安倍氏への思いを語り、「安倍氏が愛した日本をさらに元気にし、豊かにし、次の世代に引き継いでいかなければならない」とボルテージを上げた。(永井大輔)

Adblock test (Why?)


地域、安保、安倍氏への思い…参院選、変化した首相演説 - 産経ニュース
Read More

No comments:

Post a Comment

男性のインナー事情に変化…ワイシャツ姿を格上げする2万円超の“高級インナー”が売れるワケ | 高くても買いたい - 文春オンライン

 スーツを着る際、シャツの下にはどんなインナーを着るものだろう? 普通の白Tやタンクトップ、何も着ないなど選択肢はさまざま。  そんな男性のインナー事情に今、変化が起きている。ヨーロッパや日本の肌着ブランドが販売している高級インナーが人気を博しているのだ。人目につかないし、ユニ...