温泉の魅力を発信するシンポジウムがことし秋、別府市で3年ぶりに開催されます。
21日、市などの実行委員会が開かれ、温泉の入浴の前後で腸内細菌がどのように変化するかを調べ、健康への効果をデータ化して発表することが決まりました。
別府市では6年前から市や観光協会、それに商工会議所などが「別府ONSENアカデミア」と銘打って温泉の魅力を発信するシンポジウムを開いています。
コロナ禍の影響でおととしと去年は中止になりましたが、ことし11月、3年ぶりに開催すること決まり、21日、市内で実行委員会が開かれました。
この中で実行委員長の長野市長が「別府の可能性を発信するため、温泉の効果について証拠を集め、新たな集客につなげていきたい」とあいさつしました。
このあと、来月以降におよそ100人を対象に1週間ほど温泉施設に宿泊するなどしてもらい、入浴の前後で腸内細菌の種類や量がどのように変化するかを調べる実証実験を行うことを決めました。
実行委員会ではシンポジウムで結果を発表し、健康への効果を科学的なデータで示すことで温泉の魅力を発信することにしています。
別府市観光課の日置伸夫課長は「別府には泉質の異なる温泉がたくさんあるが、健康面の具体的な効果は必ずしも分かっていない。実験を通して別府の魅力を伝えたい」と話しています。
温泉の効果 腸内細菌の変化で検証しシンポジウムで発表へ|NHK 大分県のニュース - nhk.or.jp
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