元宝塚歌劇花組スター・瀬戸かずやが4、5月にファーストコンサート「The ALSTROEMERIA」に挑む。
昨年7月に18年の男役生活に別れを告げた“花組のアニキ”。愛称「あきら」のイニシャル「A」から、花組生らしく彩り豊かなユリ科の「アルストロメリア」(ユリズイセン)をタイトルにした。
「『こんな姿も見られるの?』という、いろんな場面を散りばめられたら面白い。男役から変化する途中の私にしか出せないものを」と、これまでにない新鮮なステージを意識。「男役時代にいろいろと凝り固まったところとかもあるので、いい意味で自然にしていけたら」。素の部分も見られそうだ。
演出は振付師「ANJU」こと元花組トップ・安寿ミラ。ゲストには、宝塚へ導かれて「永遠に好き」と憧れる元月組トップ・真琴つばさ、「在団中ずっと背中を見てきた」と言う元花組トップ・真飛聖が出演。自然と心身が引き締まる。
退団から7か月。「私って意外とのんびりしている人だったことを思い出しました。これまでは時間がタイトでしたが、今は本当に一つ一つがゆっくり。居心地がいい」と、のんびり気分も味わっているが、公演に向けてジム通いなどもスタートさせた。
「現役中は手を出すことが難しかった」というゴルフも始めた。「指の皮がむけるほど(グリップを)握り締めている。やっぱり(舞台と)一緒で、負けず嫌いが、こういうところに出る。夢中になってしまう」と笑った。コースは未経験だが、まずは新生・瀬戸かずやの1番ホールで会心ショットを見せる。4月29日~5月1日に東京・サンシャイン劇場、5月6、7日に大阪の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで。(筒井 政也)
【宝塚OG訪問】瀬戸かずや、男役からの変化見せる - スポーツ報知
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