歌手・氷川きよしが芝居とコンサートの二本立てで届ける座長公演『氷川きよし特別公演』(6月3日~東京・明治座ほか)のビジュアルが完成した。
今回の座長公演は、7回目となる東京・明治座(6月3日~7月4日)に加え、大阪・新歌舞伎座(7月23日~8月5日)、福岡・博多座(8月15日~8月27日)、愛知・御園座(9月5日~15日)で開催。1年間で4大都市の劇場を回る異例の試みとなる。
これまでの座長公演第一部の芝居パートでは時代劇に挑戦してきたが、今回は初めて、ヨーロッパを舞台にした芝居に挑む。氷川が演じる歌手を目指す若者・子門慧音が、18世紀フランスにタイムスリップ。激動の時代を生きる人々との交流を経て成長していく温かい物語になっている。中世フランスが舞台とあり、豪華絢爛な衣裳やセットにも期待が高まる。
この日解禁されたメインビジュアルでは、『ベルサイユのばら』のオスカル風軍服、ジャンヌ・ダルク、口ひげをたくわえたアルセーヌ・ルパンなど、見目麗しい姿を披露した。劇中でも変幻自在な魅力を活かし、多役をこなす。
公演に先立ち、氷川は「26歳の時の初座長公演から、お芝居と歌の公演では、ずっと時代劇をやらせていただきました。でも今回は初めて時代劇ではない、18世紀のフランスが舞台となるお芝居になります。それは私自身が望んでいた内容なので、ワクワクしていますし、観に来てくださるお客さまにもワクワクしていただきたい。胸がキュンとなるところあり、笑いもあるような、老若男女の皆さまに楽しんでいただけるような演目にしたいです」と意気込んでいる。
芝居パートには、彩輝なお、山崎銀之丞、曽我廼家寛太郎、なだぎ武・星田英利(Wキャスト)、西寄ひがしの出演が決定した。第二部の「氷川きよしコンサート2022」では、往年のヒット曲満載の演歌から、最新のロック&ポップスまで、劇場版特別セットリストで届ける。
■第一部『ケイト・シモンの舞踏会~時間旅行でボンジュール~』あらすじ
歌手を目指している子門慧音(氷川きよし)は病気の母親に代わり、家計を支えるためアルバイトに明け暮れていた。そんなある日、入院中の母親が亡くなってしまう。落ち込む慧音に、母の形見であるフランス製の砂時計が目に入る。「時を戻せたらどんなにいいか…」そんなことを思いながら、慧音は砂時計をひっくり返す。すると、時空が歪み始め、なんと18世紀フランスにタイムスリップしていた――。
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