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Thursday, January 6, 2022

厚底シューズ「戦国時代」へ…箱根駅伝、ナイキ1強に変化 - 読売新聞オンライン

 2、3日に行われた第98回箱根駅伝で、ここ数年顕著だった厚底シューズの「ナイキ1強」の構図が変化した。前回大会は出場210選手のうち約95%の201人がナイキ社のシューズを履いたが、今回は約73%の154人。中でもアディダスと国内メーカーのアシックスが巻き返した。ナイキが火をつけた厚底ブームに各社が追随し、開発競争も激化している。

 カーボンプレート入りの厚底シューズは2017年にナイキが発売。世界中で着用選手が長距離種目の好記録をマークし、国内でも広く浸透した。アシックスは20年1月から「長距離の頂点を取り戻しに行く」を社内での合言葉に、厚底プロジェクトを開始したが、前回の箱根では着用選手がゼロとなっていた。

 同社開発担当の竹村周平さん(43)は「厚底主流の中、弊社のシェアは厳しいものがあった。新たに契約を結びたい選手との交渉の席では、『勝てる商品を用意して』と言われたこともあった」と明かす。

 国内外の選手の意見を基に昨春販売した「メタスピード」シリーズは、昨年2月のびわ湖毎日マラソンで川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損保)が自己記録を8年ぶりに更新する2時間7分27秒を出して注目され、今回の箱根では約11%の24人が着用した。竹村さんは「一歩一歩、(ナイキとの)差を埋めてきている」と手応えを語る。

 今大会ではアディダスが昨年発売開始した新モデルも約13%の28人が使用。ミズノは2人、ニューバランス、プーマが各1人だった。シューズアドバイザーの藤原岳久さんは「以前の長距離選手のシューズは、薄くて軽いが常識だったが今は厚底が常識。これからは、個々の特徴にあった厚底を選ぶ時代になるのではないか」と話している。

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