来年2022年で生誕60周年をむかえた唯一無二のヒーロー・スパイダーマン。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ではトム・ホランドが演じているピーター・パーカーは、蜘蛛に噛まれたことで特殊能力をもち、“親愛なる隣人”として人々の安全を守りながらも、迫りくる数々のヴィランたちと戦い、成長していく。
そんな世界中で愛され続けているスパイダーマンの主人公、ピーター・パーカーとはどんな人物なのか、高校生としての学生生活にも注目し、歴代ピーター・パーカーのキャラクターを一挙に紹介。また、ヒーローとしてさらに成長を遂げている最新作の見どころを語るゼンデイヤのコメントが到着した。
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★初代シリーズ:サム・ライミ監督作★
『スパイダーマン』(00)/『スパイダーマン2』(04)/『スパイダーマン3』(07)
トビー・マグワイアを主演に迎え、ホラー映画の巨匠サム・ライミ監督が初めてスパイダーマンをハリウッドで実写映画化したシリーズ。主人公のピーターは科学好きのおとなしい学生。内気で煮え切らない性格でスパイダーマンの能力を手に入れた後もトラブルに巻き込まれ続けてしまう…。隣人のMJ(キルスティン・ダンスト)に想いを寄せながらもはっきりと伝えることもできす、ピーターの背中を押したくなる場面もしばしば。しかし、観客の関心を引く親近感の湧く性格と、ヒーローとして愛される続けるスパイダーマン像を裏切らないタフさを兼ね備え、ファンからの支持も高い。
★アメイジングシリーズ:マーク・ウェブ監督作★
『アメイジング・スパイダーマン』(12)/『アメイジング・スパイダーマン2』(14)
主演にアンドリュー・ガーフィールド、監督に『(500)日のサマー』などを手掛けたマーク・ウェブを迎え、技術のさらなる進歩により、当時最先端の3D技術を用いた映像体験も話題になった。ピーターの性格は、より原作に近い、明るくおしゃべりな設定になり、父親であるリチャード・パーカーの死の真相に迫るなど、探究心が強いキャラクター。ヒロインのグウェン(エマ・ストーン)にもアプローチし、親密な関係を築くなど初代シリーズとはまた違う魅力を持つスパイダーマンとなった。
★MCUシリーズ:ジョン・ワッツ監督作★
『スパイダーマン:ホームカミング』(17)/『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(19)
『アベンジャーズ』などを手掛けるマーベル・スタジオが展開する、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)へのスパイダーマン参加決定に伴い、主演をトム・ホランド、監督にジョン・ワッツを迎え製作された。全シリーズで最も若い15歳の高校生スパイダーマンという設定になり、トムの愛嬌あふれるキャラクターもあいまって、シリーズの中でも最も「親愛なる隣人」という言葉が似合う末っ子キャラのピーター・パーカーとして愛される存在に。
トムは「小さい街の親愛なる隣人のスパイダーマンが、実は青春映画のようなヴァイブを持ったまだ子供っぽい高校生で、この作品の中でより重大な責任を負い、大人になり、スパイダーマンに成長していくという、新しいタイプのスーパーヒーロー映画なんです」と語り、MCU版のスパイダーマンが自身にとっても特別であることを明かしている。
プロデューサーを務めるケヴィン・ファイギはできるだけ若い年齢にした理由のひとつとして「高校時代を描くため」と語っており、『ハリーポッター』シリーズがそうだったように、MCUシリーズでは各作品で学校生活の1年が描かれており、その最終学年となるのが最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。最終学年が始まり、自分が人生で何をしたいのか、どこの大学に行きたいのかを考えているときに、ミステリオが自分の正体を明かしてしまい、ピーター・パーカーの正体が明らかになるという最悪の事態が起こってしまう。しかし、本当に望んでいるのは、いよいよ卒業が近づいて普通の学生のような経験をすること。それがヒーローであることと学生であることの葛藤となっている。
共に歩んでいくMJとネッドとの関係性も要注目「彼らの絆はさらに深まる」
MCUシリーズの物語の核はキャラクターがお互いを思いやる友情や愛情であること。MJを演じるゼンデイヤは、「彼らはお互いを長いこと知っているけれど、人生の変化の時を迎えています。想像を超えるような変化で、人々の好奇の目にさらされている。だからこれまで以上にお互い支え合う必要があります。お互いしか自分たちの状況を理解できる人はいないし。そう、だから彼らの絆はさらに深まり、親友のために助けになりたいと願うのです」と語る。
MJにとって、ピーターとネッドはおそらく唯一の友人であり、「ネッドとMJは(ピーターの)補助装置で、時には作戦のブレーンでもあります。彼らはとにかくピーターのことを可能な限り助けようとします。スーパーパワーはないかもしれないけど、2人はとても頭の良い子たち。彼らは協力して難題を解決し、このストレスフルでめちゃくちゃな状態をどうにか対処しようとします」ともコメント。
困難な状況の中でさらに絆が深まる、3人の友情と進路にも注目してほしい。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金)より全国にて公開。
『スパイダーマン』MOTION PICTURE (C)2002 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. SPIDER-MAN CHARACTER TM AND (C)2002 MARVEL CHARACTERS, INC. All RIGHTS RESERVED.MOTION PICTURE (C) 2004 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. All RIGHTS RESERVED. SPIDER-MAN CHARACTER (C) & (C) 2004 MARVEL CHARACTERS, INC. All RIGHTS RESERVED.(C) 2007 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.MARVEL AND ALL MARVEL CHARACTERS INCLUDING THE SPIDER-MAN, SANDMAN, AND VENOM CHARACTERS TM & (C) 2021 MARVEL CHARACTERS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
『アメイジング・スパイダーマン』
(C) 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved. Marvel, and the names and distinctive likenesses of Spider-Man and all other Marvel characters: TM and (C) 2021 Marvel Entertainment, LLC & its subsidiaries. All Rights Reserved.
歴代ピーター・パーカーの成長に注目!『スパイダーマン』最新作で「変化の時を迎えている」 - cinemacafe.net
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