
IT活用による働き方改革でイケてる会社の仲間入り
――まずは、2020年度の優秀社員表彰(社長賞)の受賞、おめでとうございます。受賞理由など聞かせてもらえますか。 この賞は個人ではなく、情報システム部がチームとして受賞したものです。受賞理由は、「コロナ禍における在宅対応から働き方改革へのITの挑戦」をテーマに、ほぼゼロから1万人以上の在宅勤務環境を整備、紙文化からの脱却、併せて人事パッケージや会計システムの導入、工場系システムの刷新、旅費精算と電子マネーの連動などの仕組みをコロナ禍の1年で稼働させ、定着させたことが評価されました。 表彰式はリモートで開催されましたが、工場間接含めて全社がリモートコミュニケーションに慣れていたのでとてもスムーズでした。昨年春の緊急事態宣言まで在宅勤務の制度もWeb会議の文化もありませんでしたが、環境整備に比例してツールを使いこなせる社員が増え、現在はリモート会議だけでなく、人事の採用や教育などもリモートでできるようになり、表彰式が終わった後に人事担当者から「こんな状況でも、全社イベントを実施できるのは、ITのおかげだとしみじみ思った」という感謝の言葉をもらいました。といっても通信が不調のときは一気にクレームが届くので、継続改善中です(笑) 社内システム担当部門が社長賞を受賞するのは初めてのこと。いろいろな部署から、「情報システム部が、こんなに脚光を浴びる日が来るとは思わなかった」と言われる1年でした。特に子育て世代の社員からは、在宅勤務など働き方が変わったことに感謝されています。少し前まで周回遅れのITと思われていましたが、今ではイケてる会社の仲間入りができたのではないでしょうか。 ――ゼロから1万人のリモートワーク環境を実現したのは驚きです。情報システム部の皆さんはヒーローですね。この仕組みがなければコロナ禍で大変なことになっていました。 うちの部署だけでなく、情報子会社もベンダーさんも、関係会社含めた利用者の皆さんが、定着に向けて本当に頑張ってくれました。コロナ禍は不幸ですが、これがなければ今のレベルに引き上げるのに、5年以上かかったのではないでしょうか。皆が一足飛びに変わるまたとないチャンスと捉えて取り組んだことは確かです。 アフターコロナにおいても、今の働き方は定着するでしょうし、もっと発展させなければいけないと考えています。今回は他社より遅れていたことを引き上げる活動が中心でしたが、今後はプロセス改革やDXへ活動を広げ、1段抜かし、2段抜かしのスピード感で動き出した改革のチャンスを生かしていきたいと思います。
変化の激しい現在、多様性を認めることが競争力を高める重要なカギ――SUBARU IT戦略本部 情報システム部長 辻裕里氏(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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