「時代の変化を敏感に捉えたい」と話すのは、マンション内で楽器を演奏できる「音楽マンション(R)」を建設する越野充博社長(63)。防音・遮音性に優れているのが特徴で、音楽が趣味の働く世代からも好評だ。
音楽マンションは、同社が約十年前から手がける商標登録済みのブランド。こだわっているのはコンクリートの品質だ。水分の少ない高密度なコンクリを使い、外の雑音が室内に入りにくくしている。自宅で働く入居者からは「仕事に集中しやすい」との声が寄せられる。都内にある約四十棟の入居率は98%を誇る。
今後は在宅勤務など新たなニーズに対応した住環境の創出を検討する。市場動向をつかむための「アンテナ」を高く張ろうと、休日もシンクタンクの勉強会に参加している。
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時代の変化捉える 越野建設(北区)・越野充博社長<リーダーズ> - 東京新聞
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