資料写真・新型コロナワクチン
同病院内では、アレルギー反応によって1回目で注射を取りやめた1人を含む職員50人の接種を4月末までに終えた。院長によると、1回目の接種では、注射部位の痛み以外で出現率10%を超えた症状は、筋肉痛が24%(12人)、疲労・けん怠感と頭痛がそれぞれ18%(9人)だった。
一方、49人が受けた2回目では、筋肉痛32.7%(16人)、疲労・けん怠感が55.1%(27人)、頭痛が38.8%(12人)と増加。1回目には出現しなかった症状では、発熱が42.9%(21人)、関節痛が28.6%(14人)と急増した。
2回目で体調の変化が多く報告されたことについて、院長は「1回目の接種を経て、体内に免疫ができたことによる反応と推測される」と説明。ほとんどは接種当日の夜間から翌日にかけて出現していたが、接種2日後には軽減したケースがほとんどだったという。
接種にあたって気をつける点について、院長は「ごく一部ではあるが、接種から1週間ほどたって体調の変化を訴えた職員もいた。接種を受ける高齢者の施設従業員や家族は、接種から1週間程度は健康観察を行うなど、体調の変化に気付けるようにしてほしい」と求めた。
体調変化2回目後に多い傾向 新型コロナワクチン 鹿児島市内の医療機関、接種済み職員の経過観察集計 院長「免疫による反応か」 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞
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