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【欧州・海外サッカーニュース】元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム氏がジョゼップ・グアルディオラ監督について語る。
元ドイツ代表でバイエルンのレジェンドであるフィリップ・ラーム氏が、ジョゼップ・グアルディオラ監督について語った。
これまでにバルセロナやバイエルン、マンチェスター・シティで数々のトロフィーを獲得してきたグアルディオラ監督は、今季にチャンピオンズリーグ(CL)決勝に到達。自身10年ぶり3度目となる欧州制覇に王手をかけている。
バイエルン時代にグアルディオラ監督の指導を受けたラーム氏は、スペイン人指揮官のバルセロナ時代からの変化について言及。ポゼッションフットボールで相手を圧倒したバルサ時代から、現在は理想よりも現実的なスタイルを展開していると、『El Pais』で口にした。
「当時のバルセロナは本当にいいチームだった。2009年と2011年のチャンピオンズリーグで優勝した時は、相手を窒息させるようなスタイルだったね。そのスタイルは、クラブにヨハン・クライフのトータル・フットボールの哲学が根付いていたからこそ可能だった。彼自身もその体現者なんだ。もし許されるなら、彼は11人のイニエスタで試合をしたいと思っている」
「ただ他の場所では、彼は自分の理想を少し犠牲にする必要があった。バイエルンでは、フランク・リベリとアリエン・ロッベンをウイングでプレーさせて、左右のサイドバックを中央に移動させることでポゼッションできるようにした」
「今のシティは、さらに慎重なスタイルでプレーしている。空中戦でも強みを出せるセンターバックを起用し、ポゼッションにこだわることなく、引くことで息を入れてカウンターを狙うこともあるね」
「コーナーキックやミドルレンジからのシュートでシンプルにゴールを奪う術を監督は学んでいった。そのようなゴールへの魅力も見出したんだ。彼は超攻撃的な“ティキ・タカ”だけに取りつかれている指揮官ではない」
理想は「11人のイニエスタ」。教え子ラーム、ペップの変化を口に - Goal.com
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