- 調査結果の主なポイント
●「フレックス実施率」は18.4%、「時差通勤実施率」は16.2%と12月と微増
●「郊外への引っ越し検討」は9.2%、「都心への引越し検討」は7.8%と郊外派と都心派の差がやや拡大
●「地方への引っ越し検討」は10.3%、「都会への引っ越し検討」は8.3%と差がやや縮小
●「2拠点居住検討」は9.6%と微増
●「これから家賃が下がると思う」は50.3%、「不動産価格は下がると思う」は60.7%と大きく低下
●地方・郊外への引越し意向は賃貸世帯が高く、2拠点居住意向は持ち家世帯が高い
- 調査結果の詳細
※集計表につきましては、ニュースリリースPDFをご覧ください。(ページ下部よりダウンロード)
1.コロナの全体的な影響に関する認識はあまり変化がないが、不動産市場への見方にはやや変化あり
①「コロナの収束には数年かかると思う」は84.1%(△1.2pt/△3.6pt/△3.8pt)とやや低下。
②「家賃は下がると思う」は50.3%(△4.8pt/△5.9pt/△4.4pt)、「不動産価格は下がると思う」は60.7%(△8.9pt/△7.0pt/△4.0pt)」と大きく低下
2.テレワーク実施者は12月の前回調査と同水準
①2020年4月以降のテレワーク実施率は21.8%(△4.8pt/△4.5pt/0.6pt)と12月と同水準で「4月以降にテレワークをしていたが止めた」はテレワーク実施者で32.6%と12月より2pt低下。
3.引っ越し検討は12月の前回調査と同水準
①「コロナをきっかけにした引っ越し検討」では、郊外へ9.2%(12月比+0.2pt)に対して、都心へ7.8%(12月比△0.8pt)、地方へ10.3%(12月比+0.4pt)に対して、都会へ8.3%(12月比+1.3pt)、2拠点居住検討が9.6%(+0.5pt)と12月と同水準。
②「引っ越し検討」はテレワーク実施者のほうがテレワーク非実施者よりも大幅に高い傾向には変化はない。
③今回新たに持ち家居住者と賃貸居住者で集計したところ、賃貸世帯の「コロナをきっかけにした引っ越し検討」では、郊外へ12.1%(持ち家居住世帯比+3.6pt)、地方へ12.7%(同+3.5pt)、都心へ8.2%(同+ 0.9pt)、都会へ10.3%(同+2.9pt)といずれも賃貸世帯のほうが高い。しかし、賃貸世帯の2拠点居住検討は8.4%(同△1.7pt)と持ち家世帯のほうが高い。
4.戸建て志向、街の再評価傾向は、持ち家世帯と賃貸世帯で異なる
①「コロナをきっかけに戸建てが良いと思うようになった」は持ち家世帯52.7%・賃貸世帯は31.1%、「コロナをきっかけにもっと広い家に住みたいと思うようになった」は持ち家世帯21.9%・賃貸世帯32.2%と大きく異なる。
②「コロナをきっかけに今住んでいる街が良いと思うようになった」は賃貸世帯の67.0%に比べて持ち家世帯は73.4%と若干高く 、「コロナをきっかけに住みたいと思っていた街が変わった」は賃貸世帯の15.6%に比べて持ち家世帯は13.6%と若干低くなっている。
- 調査目的
- 調査概要
調査方法:株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配付・回収
【回答者】
47都道府県の人口比にあわせて回答者を割付し、回答者数は2,120名(約半数は前回回答者)
[男女比]男性 55.1%・女性 44.9%
[未既婚]未婚 34.8%・既婚 65.2%
[子ども]なし 42.5%・あり 57.5%
[年 代]20歳代 8.1%・30歳代 19.3・40歳代 25.9%・50歳代 25.0%・60歳以上 21.7%
【調査期間】
2021年 3月27日(土)~同30日(火)
【調査体制】
調査企画・設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗健(所長)
- 関連ニュースリリース
第1回目調査結果2020年7月9日発表
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2020/coronachosa2020.html
第2回目調査結果
2020年10月16日発表
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2020/copy_of_coronachosa202010.html
第3回目調査結果
2021年1月27日発表
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2021/coronachosa202101.html
▼プレスリリースはこちら
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2021/coronachosa202104.html
4回目となる「新型コロナウイルスによる意識変化調査」を実施 - PR TIMES
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