台湾から移民した両親を持つルーシー・リュー。映画『チャーリーズ・エンジェル』や『キル・ビル』シリーズなど大作をヒットさせ、ハリウッドのアジア系俳優を代表する1人となった。
そのルーシーが新聞「ワシントンポスト」にエッセイを発表、ハリウッドがアジア系をどう受容してきたかについて綴っている。タイトルは「私の成功は顕著な変化をもたらした。でもアジア人のステレオタイプを変えるのにはまだ200年かかる」。ルーシーは「私が子どもだった頃、私や家族と同じような外見の人をテレビや映画、雑誌で見ることがなかった」と綴っている。
「ハリウッドはしばしば現実よりも進んだ世界を想像している。それが私にとって『チャーリーズ・エンジェル』がとても大切な作品である理由の1つである。私が演じたアレックスはアイコニックなキャラクターであり、アジア系の存在を主流派の観客にとって普通のものにした。そしてアメリカ的な作品をほんの少しインクルーシブなものにした」。
自分が演じた役が多くのアメリカ人の持つアジア系のイメージに影響を与えたことを振り返り「ハリウッドのメインストリームの作品で成功したことで少しの変化を起こせたことを幸運だと思っている」。でも「この成功はまだある範囲内に限定されたものである。まだ先がある」と綴っている。
今年のアカデミー賞では監督賞や主演男優賞、助演女優賞にアジア系の監督や俳優がノミネートされ、アジア系が語るストーリーに対する注目も高まっている。これからハリウッドがどう変わっていくのか見守りたい。
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ルーシー・リュー、ハリウッドが描くアジア系の変化を語る「まだまだ道は長い」 - ELLE
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