2021年05月05日19時40分
西武は前日に救援8投手が投げ、脚に打球が当たったギャレットはベンチ外。今井は西口投手コーチから「頼む。完投してくれ」と懇願され、決意を持ってマウンドに上がった。プロ初完封した2年前のこどもの日を再現することはできなかったが、八回途中2失点の快投だった。
150キロ台の速球が武器だが、「だんだん変化球を投げるのが楽しくなってきた」。直球頼みの意識が変わり、投球に幅が出てきた。今年は映像などでの研究にも余念がなく、「人にも聞くようになった。リリースのイメージとか」と言う。
この日効果的だったのは、同僚の平良らを参考にして磨いているカットボール。早いカウントで打たせて取って球数を抑え、二回1死三塁から2者連続三振を奪った場面では決め球にも使った。
「打者に向かっていく気持ちが出ている」と辻監督は評する。マウンドでの余裕も出て、最近3試合の登板はいずれも7回以上。球界屈指の好投手で同じ22歳の山本にも投げ勝ち、「きょうみたいな投球を続けられれば」と今井。そう誓った表情からは自信がうかがえた。
今井、チーム救う快投 変化球研究で投球に幅―プロ野球・西武 - 時事通信ニュース
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